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庵野秀明総監督、リピート必至、復活の怪獣映画。ゴジラとは「脅威」なのです。

レビューする映画: シン・ゴジラ

この記事をご覧の皆様、貴重なお時間をいただきありがとうございます。

7月29日より庵野秀明総監督作品「シン・ゴジラ」が始まりました!

地元北海道にて札幌シネマフロンティアで1回目、

2回目をユナイテッド・シネマ札幌で鑑賞して参りました!

一つの作品を連続で観てしまったのは初めてです、面白い!

また観るかもしれない予感と共に極力ネタバレを避けてレビューします!

2回目の視聴でゲット!銀盤出るまでコレで凌ぐ・・・

2回目の視聴でゲット!銀盤出るまでコレで凌ぐ・・・

ここ最近、地元中心街に大型シアターがいくつか進出してきたこともあり、

新劇場版エヴァンゲリオンシリーズや攻殻機動隊ARISEなど、

主にアニメーション映画を目当てに出掛ける様になりました。

今回の「シン・ゴジラ」は邦画版としては初のフルCG制作。

ゴジラといえば着ぐるみを始めとする特撮セットが特徴ですね。

私が最初に観たのは1984年のゴジラでした。まだ昭和だった頃です。

この次のゴジラvsビオランテも観た記憶があります。平成元年です。

怪獣映画独特の不気味さがありましたが、戦隊シリーズ臭もあったなあ(笑)

私見ですが話の内容より造形物の出来で評価されている印象を受けます。

実際、造形イベントでは必ずゴジラとキングギドラを見掛けますから。

テーマは核や自然破壊を取り上げていて大人にも訴えるものがありますが、

あくまで空想科学の庭で展開される、それがゴジラだと思っていました。

ウルトラマンと戦いそうなイメージさえありましたから。



歴代のゴジラ映画を鑑賞してきた訳ではないのですが、

今回の「シン・ゴジラ」は観なければいけないと考えていました。

一番の理由は庵野秀明監督の存在です。

私が高校時代にTV放映された「新世紀エヴァンゲリオン」、毎週楽しみでした。

絶対アニメ観そうにない体育会系のヤツまでハマってたくらいですから。

でも、あの最終話、今でも「そんな・・・」って思います。

その後、「もっともらしい」最終話として映画が作られましたが、

その当時は観ませんでした。とても見る気になれませんでした。

やっと観たのはレンタルDVD、10年以上経ってからです。

感想は、「やらかした感はそのままか・・・、まあマシかなあ」でした。

やはりTV放映枠できちんと締めて欲しかったですね。

一視聴者としてはそれが終わりを惜しむ気持ちを洗う最良の流れですから。

やっと観たのには新劇場版の開始に合わせたのもあります。

人として物事を受け入れるのに一回り余計に時間を掛けてしまいました。

こういうのも成長ってことなんでしょうか?



今は純粋に新劇場版のラストが待ち遠しいですが、

庵野監督の心境について思わしくない旨の噂が流れていました。

クリエイターという職業の心労について知る由もありませんが、

「え、ゴジラ撮るの庵野監督」ってまあビックリ。エヴァ・・・。

話を聞いたときからのヤキモキは言うに及ばずです。

その後、庵野監督の若かりし頃の話を同期の著名人によるネット配信で知り、

「観る側は文句を言ったらダメ、耐えぬば」と腹を決めました。



ついに封切りとなりましたが初日は避けました、勇気が出ず・・・。

ネット時代ですので多少のネタバレは覚悟でレビューを読んでみると、

まさに「ウケルとはこういうことだ」状態!祭りか!!祭りなのか!!!

翌日の午後に札幌シネマフロンティアで予約して観て参りました~。

久々のシアター、内容が緊迫感に満ちていて緊張から途中3回TOILET。

ですが事前ネタバレ把握より立つタイミングはバッチリです。

ひとまずゴジラの「シン」が何か分かればと思ってましたので、

人物のやりとり場面で急ぎ席を立つ様にしました。

今回のゴジラは歴代作品の延長にない話です。

「庵野ワールド」です。

モンスターパニックによる社会派映画でもあると思います。

子供向け空想科学兵器一切なし、災害を起こす巨大生物vs日本(政府&自衛隊)。

家族連れなど全く相手にしないリアリズムの追求(人)がはっきりしてます。

一瞬「自衛隊車両出したのか」と思いましたが兵器は全部CGらしいです。

本物だったらニュースで取り上げられてますしね。

出てくる俳優さんが皆早口ですが、むしろテンポ良く好印象です。

台詞の情報量がすごくて置いていかれそうにもなりましたが・・・。

目玉のゴジラですが、所謂「恐竜の突然変異」扱いではありません。

序盤から徐々に「進化」を遂げあの真っ黒な巨体になります。

元になる生物の形態が不明というのが何とも不気味ですね。

ゴジラの皮膚は火傷によるケロイドをイメージしていると言われますが、

今作は溶岩流が表面で固まったものという印象を受けました。堅そう。

私が心奪われたのは、大口開けて炎を吐き東京を焼き尽くすシーンです。

悲劇と絶望を誘いながらも美しさすらあります。

このシーンのための映画なんだとすら一見して認識してしまいました。

2回目を観たのはこのシーン見たさでもあります。

私事ですが以前東京を含む関東地方を流離う様な生活を強いられ、

何となく自分の心を行く先々で置いてきてしまった様子。

この東京を焼き尽くすシーンが気持ちを軽くしてくれました。

一応弁明しますが、実家を出た時に一番最初に人から親切を受けたのは東京。

池袋で道に迷い、道を教えてくれたテレクラの看板持ったおっさんでした。

映像作品に救われるということは現実にあるもんなんですね。

このシーン以降、「最終決戦」までの流れに一気に向かいます。

あえて申し上げればまさに「エヴァ」です。デン..デン..デンデン..のノリ。

今作はエヴァと歴代東宝特撮風の音楽で構成されているのも特徴ですね。

ここまで俳優陣の演技は一定の流れで保たれている印象でしたが、

切なる願いや苦しい決断といった面が見えてきます。いいシーンでした。

この映画は子供には向かないと言われていますが、

最終場面はむしろ社会見学になるかもしれません(笑)。大人は大変だと知れ。

ユーザーレビューに多いゴジラの尾先から無数の骸骨が生えている件。

庵野監督がエヴァの世界観にゴジラを持ち込んだ象徴とのことですが、

庵野監督が作品作って燃え尽きた回数を表していると思ってました。

飛行機乗りの撃墜マークみたいに。

庵野監督は自分の作品にはマーキングを施すと聞いたもので。

そうそう、此度のゴジラの「シン」は何だろなと思い浮かぶのは・・・

「心」と、「辛抱」の「辛」。そう決めました。



「シン・ゴジラ」はリピーター頼みの作品になると言われてます。

高度成長期には子供を中心として楽しめる作品展開だったのは明らかですが、

少子化の現在いい大人がハマるか次第です。

実際2回目鑑賞の後、団塊世代らしき紳士が「すごい」と漏らしてました。

シアター施設も増えている様ですので十分狙えると思います。

BDの購入は必須でありましょう。絶対買う。

予定外のロングランもあり得ると思う程の盛り上がりです!

是非「ウケル」という体験を実感してください!

庵野秀明総監督作品「シン・ゴジラ」 オススメです!!








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