口コミ・評判・レビュー「しるべ」

中冨記念 くすり博物館

IMG_0591IMG_0589毎年ではないが、季節の変わり目にはよく風邪をひく。病院で診察を受けても注射をうたない。「昔みたいに何故注射をうたないんですか、治りが早い気がするのですけどね。」と疑問をなげかけると『今は格段に薬が良いからです!』と明快な医師の返答。事実3日位の薬で完治する。毎日のウオーキング道にこのくすり博物館はある。イタリアの彫刻家チエッコ・ボナノッテ氏のデザインで斬新な建物。随分昔に、福岡の知人から『新潟から両親が遊びに来たので、この博物館を見学しました。大変良かったですよ!勿論ご存知ですよね、国内でも余りないですね。』との詰問に曖昧な返事をしてから、この館の見学が人知れず私の宿題になっていた。昨年市役所の臨時レポーターになり、この館を取材した。想像以上に内容があり、分り易い展示で感心する事ばかり。1階の入り口近くの『病気を治すのはくすりではなくからだです』の提示に心奪われる。当たり前のことだが、病気の時は医師や、くすりを詰る。この博物館はくすりの元(植物・鉱物・動物等)になるものや、その歴史を多くの展示物で教えてくれるが、その根底には本来人間は己で治療する力をもっている、くすりはその手助けをしているに過ぎないのを一貫して教える。そして幕末以後、外国の機械技術と西洋医学も導入し、くすりの技術も変化した。博物館南側にある約400種類が植生している薬木薬草園。子供の頃家屋の側に群生した植物の効能に驚く。英国・ロンドンのアルバン・アトキン薬局と日本の薬舗も、教会とお寺の対比みたいで面白い。お腹をこわすとのむ正露丸は、日露戦争時はだったとか。くすりの名前も時代により変遷するのを知る。
「どんなに健康でもいずれはお世話になる、くすりの勉強は年齢に関係ない。」を事あるごと力説している。
中冨記念 くすり博物館 〒841-0004 鳥栖市神返(こうのえ)町288-1 ☎0942-84-3334 FAはX0942-84-3177
 【開館時間】10:00~17:00 【入場料】一般大人300円 高・大生200円 小・中生100円


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