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映像革命というべきパズルRPG「ダンジョン・ジェム」

ダンジョンジェム

タイトル:ダンジョン・ジェム
制作:ゲームロフト
価格:基本無料
ジャンル:パズルRPG


「パズルRPG」というジャンルがしっかり確立していたということに私はまず驚きました。

このジャンルの歴史を紐解くと、原点はスマホアプリの革命児ともいうべき大ヒットアプリ「パズル&ドラゴンズ」(以下パズドラ)にあります。
詳細は割愛しますが、パズドラはRPG要素とパズル要素を組み合わせるという斬新なゲームであり、そのお手軽かつ戦略的な操作性はさることながらモンスターの属性や育成・合成といったコレクションシステム、「ガチャ」システムなど、今後のスマホゲームの指標となるような数々の要素のお手本となりました。


私もパズドラをプレイしていた時代がありますが、このゲームは確かに面白いです。
パズル部分はクセになるものがありますし、モンスターのコレクションや育成も楽しい。
レアで強力なモンスターを多く手に入れるには課金していく必要がありますが、無課金でも十分楽しむことができ、そのバランスが絶妙です。

「このままでもいいんだけど、あのモンスターがいればもっと楽に攻略できるんだよなあ……」

と、ユーザーに思わせる点がポイント。
むちゃくちゃなゲームバランスで課金しなきゃ先に進めないようなゲームでユーザーはお金を使うのではありません。そのようなゲームはすぐに飽きられ、見放されるのです。
絶妙なゲームバランスこそ、ユーザーを酔わせる必要不可欠要素でしょう。


さて、このパズドラの大ヒットにあやかりたいと、様々なパズドラレプリカゲーが世に出る有様となりました。今がまさにそのピークといえましょうか。日々様々なパズドラもどきがリリースされています。
これはこの世の摂理です。致し方ないことでしょう。たまごっちがブームになった時然り、ポケモンがブームになった時然り……です。


変わっていると言われるかもしれませんが、私、このようなパズドラもどきゲームをインストールしてプレイしまくるのが好きでございまして(笑)
当初はあまりにパズドラに似ているゲームばかりで呆れていました。属性システムや合成システム、ガチャやフレンド助っ人システムまで同じ。パズル要素が別の要素に代わっているだけ。
ここまで平気で丸パクリして、クリエイターとしてのプライドとか何もないのかな……とため息が出たものです。


しかし、最近気づかれたのは、パズドラもどき自体が「パズルRPG」というジャンルとして確立しているんだということ。冒頭でも述べましたね。
今がまさに黎明期なのではないでしょうか。今はまだパズドラもどきの域を出ない三流のアプリが溢れるばかりですが、今後オリジナルの要素や進化を経てパズルRPGはどんどん成長していくのではないでしょうか。
ゲーム好きとしては実に楽しみですね。


前置きが長くなりましたが、その「進化」を最近で一番強く感じたパズルRPGこそ、今回紹介する「ダンジョン・ジェム」なのです。

基本となる要素はまさにパズドラと同じです。パズドラをプレイしていた人ならチュートリアルの9割が必要ないくらい。
このゲームが他を圧倒していると僕が感じるのは、「映像美」「パズル要素」です。


なんといってもグラフィック。信じられないほど美しいです。
画像も貼らせてもらいましたが、この圧巻の3Dグラフィックが常にヌルヌル動いているのです。背景は流れ、敵は呼吸し、時々吠えたり震えたり、まさに生きているかのよう。

筆者はiPhone5でプレイしているのですが、この美麗なグラフィックを維持しながら操作性が優れているのも高評価。
処理落ちもありませんし、操作が重いと感じることはまったくないです。サクサク進むのでストレスはまったく感じません。このあたり、プログラマーの努力がうかがえます。


要となるパズル部分ですが、火・水・木・光・闇・回復の6つのキューブ(ルーンと呼ばれるもの)を指先で一筆書きのようにつなげていき、多くつなげば繋ぐほど高威力の攻撃で敵にアタックできる、というもの。
最初のうちは「なんてことないパズルだな」と思っていたのですが、それは大間違い。すぐにかなりの戦略性に満ちていることに気づきました。

実はこのルーン、同じ属性で5つ以上繋ぐと「フィーバールーン」と呼ばれる星形の特殊なルーンが発生します。
このルーンと別のルーンを繋げると、たとえ離れたところにあるルーンも自動的に繋いでくれるばかりか、スクロールして新たに現れる同属性のルーンも繋いでくれて、場合によっては10コンボ以上の攻撃で相手に大ダメージを与えることができるのです。

ボス戦のためにこのフィーバールーンをとっておくのもありですし、フィーバーさせるために意図的に同じ色のルーンを残しておくのも戦略です。
ゲーム自体の難易度はそこそこ高いので、後半になってくるとこういった戦術も大切になってきますね。


また特筆すべき点としては、「ガチャシステム」にあまり重点を置いていないところでしょうか。
もちろんガチャを使えば効率よくスーパーレアのキャラクターを集められますが、ダンジョンジェムではSレアキャラクターがドロップする可能性のある特殊ダンジョンを継続的に開催しており、超低確率ですが難易度イージーでもドロップすることがあるそうです。
筆者はまだお目にかかっていませんが友人は難易度ノーマルでSレアを手に入れてましたし、無課金でも十分熱を入れて遊ぶことができそうです。


様々なパズドラもどきをプレイしてきた私が断言しますが、この「ダンジョン・ジェム」は現時点で最高峰のパズルRPGです。
ここまできたか、といった感じ。

基本無料ですし、私も一切課金するつもりはありませんが、非常に楽しめています。
今は特殊ダンジョンでSレアがドロップしないかとワクワクしながらプレイしているところです(笑)

ぜひ、一度プレイしてみてください。


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