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泣いてたまるか:渥美清の才能爆発番組

故・渥美清といえば、今の若い人でも「男はつらいよ」という映画と、その中で「フーテンの寅」と名乗っていたことは知っているかも知れません。この映画が銀幕を賑わせていたころ、私は高校生くらいの頃でしたが、それに先立ち、私が小学低学年の頃、テレビで「泣いてたまるか」という番組がありました。

生きるのが不器用な男たちを一話完結型で表わしていましたが、そのなかでは、ガードマン、野球のアンパイア、トラック運転手、贋傷痍軍人(戦争で大怪我して直らない身体的欠陥のある元軍人を真似する人)など、あらゆるジャンルの男たちを好演・熱演していました。

このテレビ番組のエピソードの一つとして、「男はつらい」という一編があり、察しのよい人には解ると思いますが、山田洋次監督がメガホンを取ったエピソードです。ある女性を巡る三角関係になった主人公、女性は主人公が好きだと表明しているのに、渥美さん演じる男は、後輩の男の顔を立てて、身を引いてしまうというお話です。いかにも「男はつらいよ」シリーズを彷彿とさせます。

この役柄があまりに渥美さんにピッタリだったので、映画にばかり出演するようになってしまいましたが、ある意味、このような役柄固定は、渥美さんの多方面に渡る才能を握り潰してしまった感もあります。その辺は残念です。私自身は2005年、デアゴスティーニ版で久しぶりに「泣いてたまるか」を観たものです。


「泣いてたまるか」:アマゾン価格では
  DVD―BOX3(2002年)で23220円のところ4000円
  中古・新品で3100円といったところです。


泣いてたまるか



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